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2025.02.16
ブログ長野県の教育を変えたい——本気でそう思いました。
「なぜ?学習塾スタディックを長野市に立ち上げたのか?」
私は大手個別指導塾で講師として指導経験を積み、その後、教室長として運営にも携わりました。
その経験を活かし、自ら「古賀塾Advance」を立ち上げ、これまで15年間にわたり塾業界に携わってきました。
しかし、長年指導を続ける中で、ある大きな壁に直面することになりました。
それは、難関大学への合格という壁です。
現在、長野県には中学受験が可能な学校がわずか14校しかありません。
一方で、首都圏ではその数が約400校にも上ります。
この環境の違いが大学受験の結果にも大きな影響を及ぼしているのです。
たとえば、早稲田大学・慶應義塾大学(いわゆる早慶)における合格者の地域別割合を見てみると、2010年時点では首都圏の合格者は全体の62%を占めていました。
しかし、2025年にはその割合が75%にまで上昇しています。
その分、地方からの合格者数は減少しており、長野県の合格者はわずか0.8%にとどまっています。
この傾向は早慶に限った話ではありません。
GMARCH(学習院・明治・青山学院・立教・中央・法政)や日東駒専(日本・東洋・駒澤・専修)といった私立大学の一般入試でも、地方の受験生はますます厳しい状況に追い込まれています。
なぜこのような差が生まれるのでしょうか?
首都圏では、中学受験を通じて早い段階から高度な学習環境が整えられ、学習習慣や思考力が養われています。
さらに、高校受験や大学受験においても、豊富な進学情報と選択肢が揃っており、最新の受験動向に即した対策を受けることができます。
しかし、地方ではそのような環境が十分に整っていないことが多く、生徒たちが本来持つ可能性を十分に発揮できていないのが現実です。
私は、この現状を変えたいと強く思いました。
長野県の子どもたちが、地方にいながら首都圏の受験生と同じようなチャンスを得られる環境を作ること。
それが、私が学習塾を運営するうえで最も大切にしている理念です。
そのために、より質の高い指導を提供し、一人ひとりの生徒が自分の目標に向かって確実に前進できるような塾を作り上げていきたいと考えています。
長野県の教育を変え、子どもたちの未来を切り拓くために。
私は、本気で挑戦し続けます。